みなさんこんばんは。高上代表佐藤一行です。この時期模試が続いて大変な思いをしているのではないでしょうか?
本日は、国公立大学志望の受験生の多くに毎年のように起こる、受験対策のミスについて語ります。
目次
難しい記述模試。二次試験対策を兼ねて。
受験生の皆さんに注意しておきたいのは今の時期2次試験の模試の方が難しいからと言って決して二次試験よりの勉強をしない方がいいということです。難しくて失敗がちだった二次の対策に偏る。結果センターを落とす。よくありがちな失敗です。
毎年起こるセンター試験の逆転劇
例えば数学に関して言ってみれば偏差値80を超えるような優秀な生徒であれば別ですが、偏差値70くらいの生徒が「俺は、私は数学の力があるから」と言ってセンター試験をないがしろにして結果がセンター試験本番で数学を大失敗するということはよくある話です。
逆に偏差値60くらいの受験生がセンター試験の勉強を今のうちからきちんとしておいて、そして本番で偏差値70の生徒を逆転するということは毎年のように起こる逆転劇なのです。
センター試験は決して簡単な試験でありません。

当たり前だが、センター試験は二次の一カ月前にある。
そしてセンター試験は二次試験の一ヶ月も前に実施されるのです。高卒でも現役でも今はまだ自分には基礎力がない、または応用力がないと言って二次試験の対策ばかり勉強しようと思っている学生。
決してそんなことはせずに二次試験ができないことよりもとにかくセンター試験を安定して必ず自分の志望大学の必要な点数、例えば医学部であれば最低 合計8割ではなくて85%が取れるようにしっかりと準備をしてください。
国公立医学部のボーダー
特に医学部の生徒に関して国公立の医学部生医学部の生徒に関しては要注意なのですが、センター試験ではご存知の通り合計で8割などを取ったという程度では、殆ど受験ができません。
弘前大学の医学部は足切りがないことで有名ですが、本番で8割を切っているようでは合格の可能性は非常に低いと言えます。
とにかくセンター試験で最低でも85パーセント取れるようになること。そして85%丁度だったとしても受けられる国公立の医学部というのは旭川医科大学であったり、札幌医科大学であったり福島県立医科大学であったりと、非常に限られているということを肝に銘じておくべきです。
とにかくセンター試験が非常に大事なのです。なのでできればセンターで最低を90%。どんなに緊張したとしてもセンター試験で90%近くを取れるような力を今のうちから必ずつけておくべきなのです。
センター試験の中でも問題となる科目
その上で毎年問題となるのが国語です。国語は非常に不安定な科目だと思われがちですか、古文漢文に関してはきちんと勉強すれば高得点で得点を安定化することが可能です。
医学部を真面目に志している学生にとって数学理科特に物理化学生物などの科目に関し言ってみれば、安定して高得点を取ることができます。
英語に関して言ってみても最低点が9割180点という得点を取るということは、決して不可能なことではありません。
しかし国語に関して言ってみて「祥子の気持ちに最も近いものは何なのか?」という問いに対して、よくわからないと重い、点数が取れないことは毎年のようにあることなので、まずは古文漢文をきちんと点数を安定させましょう。
そして現代文で得点の積み重ねをできるように、そして時間配分を間違えないようにしましょう。
高上での指導科目
残念ながら高上では国語の指導することはできません。高上て指導できることは今のところ英語と数学のみとなっております。
例えば 今の段階で英語に関して言っているは130点程度、数学に関して言ってみても二つ合わせて140点程度取れているのであれば、これからの勉強の心がけ次第では、英語に関しても言ってみても数学に関し言ってみても9割を目指すということは、決して不可能なことではありません。
ただしそのどちらの場合にしても、二次試験の中心の勉強ではなくセンター試験独自の対策というものをきちんとやっていくことが大事です。
具体的には
英語に関して言ってみては、高上の生徒全員に授業中に実施していること、「きちんと単語を覚える」、文法を基本的なことだけ理解する。センター試験レベルで構わないので、そこら辺をきちんとまとめるということ。
数学に関して言ってみては基本的な計算ができる。公式を理解することは言うまでもありませんが、時には穴埋め形式の穴の形から答えを推測するという方法でも、とにかく点数を上げるためにきちんとした対策をしておくべきなのです。

センター試験本番での得点の偏り
考えてもみてください。祥子の気持ちに最も近いものがわからなかったと言って、あの1題で8点です。
その8点を逃して、国語で失敗したがために、国公立医学部を受けられない。物理化学数学を本当に必死に勉強してきたのに、国語の所為で国公立医学部を受けることさえできない。
そういう生徒は実際には後を絶たないのです。
センター試験を失敗してからの逆転劇について
実際には、受験業界において、逆転合格というのは非常に珍しい話なので、少なからず例があれば一気にその話は受験業界を駆け巡るものです。
実際には、それよりも膨大な数のセンター試験において失敗し、そしてそのまま二次試験を受けることができなく医者への道を諦める学生がいる。諦めなければならないという状況がある。
そのことを受験生は皆肝に銘じるべきなのです。
センター試験の効率的な勉強方法は?
更に具体的な対策に話をしますが、受験生たちは得てして教科書というものないがしろにしがちです。
実際センター試験というのはそもそも教科書の理解度を図るために作られた問題であって、教科書をきちんと理解していれば、全て問題が解けるように作成されています。
教科書をきちんと学習することが実はセンター試験にとって最も効率の良い方法とも言えるのです。
なのでまずは教科書+過去問。
この二つを徹底的にやることを心がけましょう。
教科書を隅々まできちんと理解している。教科書に出ているグラフ、表などに関してみてどんな背景があるのかそういうことまできちんと理解している。
そのことが非常に大事になってきます。

英語の教科書の力
私は非常に多くの生徒、英語に関して言ってみて1000人を超えるような学生を見てきましたが、残念ながら教科書の英語というものをきちんと勉強する学生には今まで一人も会ったことがありません。
しかし英語に関して言ってみても、教科書が非常に良質な英文をのせているものなので、 教科書の学習はあまり疎かにすべきではないのです。
なので、もしあなたに気持ちにゆとりがあるのであれば、いい単語帳(ターゲットRがおすすめ。)プラス教科書を今一度きちんとを学習するということが非常に効果的である。
センター試験に対して語彙的にも文法的にもその教科書、過去問、単語帳の学習だけで、9割を取れるぐらいになります。
このことをしっかりと肝に銘じておいてもらいたいものです。
あれこれと難しい参考書に手を出す必要はありません。
とにかく単語帳、教科書、過去問。その3つをきちんと勉強しましょう。
出題形式について気にしすぎることはない。
またこれもはいよくある相談なのですが、この時期になって形式が違うからという風に言って過去問よりも他の予備校の出している問題集を使いたがる。
そういう学生も多いです。ただし結局はセンター試験において求められていること。
英語に関して言ってみても、求められている力というものは一貫してあるのです。
それは基本的な表現、基本的な文章読解ができるということ。表層的、表面的な理解だけで構わないのです。
センター試験において選択肢を2つに絞ることができたけど最後を選べないなどというのは、結局は英文が読めていないことに他ならないのです。
よってその場合にはきちんと過去問をやりこむ、特に過去問に関して言ってみれば問題が非常にたくさんあります。
きちんとやり込むことによって、およそどんな問題にも対応できるようになるということ。そのこともきちんと理解しておいてもらいたいです。
このブログを読んだ方の一人でも多くがセンター試験をきちんと対策して、各々の目標となる大学に合格されることを望んでいます。