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公開日:2018年8月6日
最終更新日:2018年8月27日

東京医科大学の不正から見る、医学部受験の現状とその対応

~何をそんなことに驚くことがあるのか?

もちろん良くないことではあるのだが~。

みなさんこんばんは。高上代表 佐藤一行です。
本日は現在かなり騒がれている東京医科大学の不正について 医学部受験に強いと謳う高上の代表として思うことを述べておきます。(かなり長くなるので、 官僚に対する見返りについては今回のブログでは一切触れません)
 今回のことは、率直に言うと私のように医学部受験に指導者として長く携わっている者にとって言わせてみれば、そんなに驚くような事態ではないのです。
医学部受験など一言で言うと
そんなもの
なのですから。

受験の仕組みはどうなっているのか?

まずはここから説明いたします。
 東京医科大学の場合は大きくマーク形式の一次試験と二次試験の小論文によって合否が決まります。
 面接も実施されていますが、 どれくらい合否に関わっているかは不明で、あまり大きく差はつけられていないのではないかとの推測もあります。

 ①1次試験はマーク形式である。(400点満点)

 それぞれの受験生が必要な科目を受けるというだけの話であり難易度はやや高めと言ったところです。

②小論文が実施される。

 医療をテーマにしたような小論文を書くことになります。
 読解力や論理的な 解析力表現力を問われていると思われていました。
 この小論文において実際得点に不正があったとされます。

③面接が実施される。(小論と合わせて100点満点)

 今回この点においてはあまり 問題化されていませんがここに関しては私は多く言いたいことがあります。

 どのような不正が行われていたか?

① マーク形式について

 少し前にはマークの得点を調整したのではとの憶測が流れていましたが調査の結果マークの採点は、一部の裏口合格者(二年で15人程度)のみとされ、その他は公平に一律にきちんと行なわれていたようです。

②小論文の採点について

 今回不正が行われたとされているのがこの小論文についてです。
 まずは一律に受験者の特定に0.8をかけます。
 次に現役、一浪、二浪 の男子までには20点を加算したとされています。
 三浪の 男子には10点の加算。
四浪以上の男子、 女子には一切の加算はしていなかったと言われています。
また特定の受験生(裏口入学対象者)には10~数十点加点されたとされています。

③面接について

 普通はここで差別化が測られるものなのですが、 東京医科大は面接においての 不正は今のところ見つけられていません。
 私が 医学部受験において問題視しているのはこの面接についてなのですが、それは後述いたします。
これが不正の全容のようです。

 東京医科大の言い分について。

① 3浪以上の男子にあまり加点しなかったのはなぜか?

 国家試験の合格率が3浪以上の男子になると下がり、 留年せずに卒業するのが、 現役で入った生徒よりかなり下回るからというもののようです。

②女子に一切加点をしなかったのは?

 女性医師は 出産や結婚を機に職場を離れてしまうことが多い 東京医科大学を支えてくれる人材になってくれない ことがあるとの理由のようです。

高上代表として想うこと。

 ①三浪以上している受験生が、公平に扱われていない件について。

  正直な話、普段見ていて多浪生は自分に甘い傾向があります。
 国公立医学部受験の場合には、本人なりに本当に真剣に勉強してもほんの少しの差で涙をのんで多浪になっている受験生もなかにはいますが、 私立の医学部を受けさせてもらえるという、経済的ゆとりがあるにも関わらず、なおかつ多浪になっている浪人生はやはり自分に甘いような学生が多いです。
またそういった学生がなんとか医学部に受かった後も、留年を繰り返して、国家試験の合格率もいまいちだということも私は事実としていろんな方面から聞いていました。

残酷な現実を一つ

そして、あまり塾業界では表立って語られない事実をここで敢えて言っておきますが、人間には個人差がありますから、本人の能力的に私立の医学部でも、いくら勉強しても到底無理な場合は実際にはかなりあるのです。
簡単な数学の計算問題や、図形問題を解かせてみたらすぐにわかります。通常では考えられないようなミスをしますし、教えても一向に改善されませんからね。
 こういう生徒の場合、人生は大学進学がすべてではないのですから、大学進学などあきらめて別の様々な可能性を探った方が本人のためです。
日本は豊かな国です。勉強ができなくたって、大学に行けなくたって、立派に生きていける道はたくさんあります。大学に入っていなくたって立派な人はたくさんいます。

② 女子の受験生をないがしろにしていた事について

これは由々しき問題です。四浪もするような怠惰で能力の低い男子生徒と、若くて聡明で元気な女子生徒を一律に扱うなどおかしいです。 正し、女子学生が女医になり、 その後結婚や出産を機に仕事を離れてしまうということがあるのもまた事実です。
 そしてこのことは何も女医だけに限った話ではありません。
 結婚を機に寿退社をしたり、出産を機に職を離れていく女性は皆さんの周りにも一定数いるものと思われます。
例えば、私の部下が出産を期に休む ということがあった場合、私は全力で応援します。
 ただ子育てと仕事の両立もしてもらいたいので、出産後しばらくしたら戻ってきてほしいとも思うでしょう。本人の意向を重視し、働きやすい環境を作るよう努力するでしょう。
そのような環境を国を上げて作っていくことが大事なのです。
退社する女性がみな仕事をしたくなくて、 家庭に入るためばかりの寿退社だとは私は思いません。
 逆に、私の部下が例えばかなりの重役につき、寿退社を機にいきなり止められるなどということがあれば正直困るでしょうし、結婚を心の底から祝福することはおそらく私にはできないでしょう

 残る一つの疑問点。

 私が最初にあまり驚くことではないと言った理由がここにあるのですが、 他の医学部の場合は3浪生の点数を下げたりするのは普通面接によって行うのです。
東京医科大だって他と同じように、
『筆記がよくても、面接が悪ければそれだけで落とす』
ことだってできたでしょう。事前にその旨表明し、そうしていればこんなに大問題にはなっていなかったでしょう。
なぜそうはせずわざわざ小論文で得点を調整したのか?
この点については今はまだ明らかにされていませんし、今後もあまり明らかにはされそうにもありません。(おそらく昔からの慣習を変えなかっただけと思われる。)

他の医学部との比較

実際問題として、他の大学の医学部において、 その大学のある都道府県の外、他県から来た学生に対してのみ圧迫面接を行ったりすることは、結局は東京医科大と同じ理由で 医者になった後自分の大学の医学部を支えてくれないとの思惑があるからでしょう。
 今回の東京医科大と同じような考えを持っている医学部は、全国的に他にもかなりあるように見受けられて仕方がありません。
残念な話ですが、要は医学部の受験などそんなものなのです。
 今回問題になったのは 公平な採点がされることが期待される小論文においてなされたからであって。そしてもちろん特定の受験生にだけ点数が加算されたからであって。
 小論文か面接かという違いはあれど結局同じような考えを持っている医学部は他にもたくさんあるように思われてしまいます。
 結局、今なおこの日本という国において、そのような現状があるのです。
理不尽な理由で合否が決められてしまうような現状が。
 誇張した言い方でしょうが、医者一人を作るのに国公立の場合だと 一億円の税金がかかるとも言われます。私立医学部の場合には自分たちでそのお金を調達しなければならないので、 多浪が弾かれやすいというのは致し方ない面もあると思われます。留年を繰り返されては、さらに費用がかさみますし。
ただここで一言付け加えておきますが、今回の東京医科大のように、筆記400点で、小論、面接100点なのであれば、筆記できちんと取りさえすれば受かったのです。何も小論がいきなり200点になったりしないでしょうから。突っ込んだ話をすれば、多浪生にとって、どんなに筆記が良くても面接のみで落とされる可能性のある他の大学の医学部よりも、今回の措置をしていた東京医科のほうが入りやすかったとさえ言えるのです。
もっと激しく多浪生を排除しようと思えばできたはず。女子の数だってもっと減らせたでしょう。それをしなかったのは、なんだかんだで東京医科大の勉強を頑張ったものへの一抹の思いやりと感じるのは私だけなのでしょうか?
きちんと一次で取れている学生には、その努力に報いて合格させていた。
こうやって批判されている時だからこそ、客観的にこちらの事実も見届ける必要があると思うのです。
繰り返しになりますが、通常他の大学の場合、きちんと筆記試験で取れている学生でも、面接一つで無下に落とされることがあるのが医学部受験ですからね。

結局何が問題なのか?

事前に情報がきちんと公開されていないこと。
 これに尽きると思われます。
 受験生の多くは真面目に頑張って勉強しているのです。
 そして受験というのは1点、2点を争ってしのぎを削る人生をかけた競争なのです。
本当はそれぞれの科目で正しく勉強をしていけば、 私立の医学部受験はトップ層を除きそこまでレベルが高いとは、私は個人的に思っておりませんが、 効率の悪い勉強をがむしゃらに頑張りながらもなんとか合格を掴みとろうとする 学生がたくさんいるのもまた事実なのです。
 女子があまりいらないと 言うのであれば正面切ってそれを標榜するだけの覚悟を持つべき。
多浪生を外すというのであればきちんとそれを掲げておくべきなのです。
 もちろんそんなことをしたら学ぶ権利云々言われて世間から叩かれるでしょう。
 ただ、塾や予備校にも通えず、そんなことをされているということは露知らず懸命に勉強している受験生たちの努力を考えてみれば、それが まだ誠意のある対応かと思われます。
少なくとも面接だけで落とすことがあるほかの医学部は、原則
『筆記がよくても面接がダメな場合、それだけで不合格になることがある』
との旨の注意書きがが小さく書かれていますからね。
最も、大抵の医学部受験性は、
「自分はそんなめにあわないだろう」
と思って受験するものなのですが。

 医学部受験生に向けて

 ただ今回の東京医科大に関して言ってみれば、私の感覚からすれば、正直なところ小論文の得点調整の振り幅はそこまで大きくはありませんでした。
そしてきちんとした学力があれば、合格は、男女ともに何浪していても可能な状況でした。
何せ、マーク形式が400点満点でごく一部、少数の受験生以外を除き公平に採点され、不正が行われた面接と小論は結局100点満点でしかないですからね。
 他の大学において、筆記で点数が取れていても、面接で 意図的にほぼ零点にされて落とされた例などざらにあるのです。
 面接によって行うか、小論文によって行うか、事前に告知してあるか、いないかの違いはありますが、大学が欲しくない医学部受験生をそのような方法で落としたいと言う意図には何ら変わりありません。
医学部受験は、この21世紀の日本においても公平などではないのです。もしそう思って受験しようと考えている人がいるのならば、認識を改めた方がよいのです。
そしてやはり学力を高めていくこと。欲を言えば、たとえ点数が調整されて減点される側になるとしても、きちんと合格できるくらいに。

東京医科大の差別を正当化したいわけではない

誤解のないように言っておきますが、今回のことはもちろんよくありません。三浪以上の学生は、減点されても仕方ないですが、きちんとその旨事前に公表しておくべきですし、現役の女子生徒を4浪の男子生徒と同じ扱いにするなど言語道断です。
ただ、私が言いたいのは、結局は、面接のみで落とされることがあると小さく明記してはあったとはいえ、医学部受験にそもそも公平性を期待するなどという甘い受験生にはならないでもらいたいのです。
きちんとした学力。そしてしたたかさ。
その点を肝に銘じてもらいたいのです。

最後に一言。

 そもそも個人的にはもし私が医学部受験生だとして入学後そんなに男子ばかりが入るような大学ではムサ苦しくてあまり行きたくはないでしょう。
今回の騒動が、もっと透明性と公平性を持った医学部受験に変わるきっかけになることを願っています。文部省非常に重たい腰をやっと上げ、全国の大学の医学部調査に乗り出したそうです。
法には触れないかもしれませんが、今回と似たような事例などいくらでも見つかってしまうでしょう。
 男子ばかりの大学に入ってその後本気で 後悔する男子学生たちの存在とともに。

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