こんにちは。私は道内の公立高校から、現役で北大医学部医学科に合格しました。現在高上の数学、物理、英語の講師をしています。
塾に行く必要がなくなるには、参考書選びと、その使い方がとても大切です。この記事では、私が使用した教材と使用方法について書こうと思います。特に英語の単語帳については詳しく使い方が書いてありますので、ぜひ読んで実践してみてください。
2次対策
数学
part2の数学の勉強法もご覧ください。
鉄緑会という塾が毎年出している、東大の過去問題集です。私は3年生の時は東大志望で、夏休み明けから始めました。東大の過去問題集のなかでは、断トツで解説が充実していて、別解がたくさん書いてあり、細かく中間点の目安が書いてあります。東大の過去問をやろうとしている人にはかなりおすすめです。しかし、値段が高いです。私は学校に数冊あったものを先生に頼んで貸してもらっていました。私は時間を計って時間が来たら丸付けのために解答をみていましたが、数学の勉強法で書いたように、それは良くなかったです。過去問への取り組み方は「数学の勉強法」の「わからない問題への向き合い方」をご覧ください。
大学への数学という響きに「難しそう」というイメージがあるかもしれませんが、これは内容としては基本的な問題が多いです。Focus Goldや青チャートと同じような構造ですが、量が圧倒的に少ないので、短時間で確認できます。数冊買ってFocus Goldと同じように使いました。
大学への数学シリーズの中で一番難しいとされている問題集です。10月特別号として一応毎年新しいのが出ていますが、ほとんど変わりません。まず言っておきたいことは、東大・京大レベルを目指す人以外はやる必要はありません。北大レベルならこれと1対1の中間のスタンダード演習がいいと思います。解答を見ようとするのをグッと抑えて自分で最後まで解ききる力をつけられるように演習しましょう。
私は夏休み明けからセンター試験前まで鉄緑会東大数学問題集をやっていたので、北大の問題を始めたのはセンター明けでした。他の教科の赤本も同様です。
英語(文法)
英語(単語)
英語(長文)
物理
2冊ありますが、高校物理は東大レベルまでこの2冊で足ります。解説がすばらしいです。取り組み方は数学に似ていますが、違うところもあります。一番大きな違いは数学よりもパターンを覚えるのではなく、原理に沿った考え方を身に着ける必要があるという点で、筆者の解説をじっくり読んで習得してください。
化学
物理は学校で買う問題集を一切やらなかったのですが、化学は定期テスト対策にやっていました。私はエクセルという問題集だったのですが、暗記事項がまとまっていて、内容の整理にも問題演習にも使える良書だと思いました。
学校の問題集が終わって3年生の6月ごろに始めました。夏休み中にすすめて、9月に終わりました。みんな2年生のうちにやっていたみたいで、出遅れたなと思います。「必」マークの問題だけ先にやり、次に「準」マークというようにすすめました。
重要問題集の次に始めました。受験直前までやっていましたが、12月と1月はセンター対策で進められず、最後までは終わりませんでした。一番やりたかった理論(計算分野)はすべてやり、有機の構造推定などもやりました。これは重要問題集と違って問題のレベルに関係なく分野ごとにやりました。
センター対策
センターは基本的に過去問です。特に数学理科英語は2次対策をしていればセンターは過去問だけで十分だと思います。なので、国語と地理で使った教材を書きます。
国語
古文の読解の参考書として使いましたが、内容が少ないのですぐ読み終わります。センターの過去問をつかっているのですが、これが厄介で、あとで過去問演習をしようとしたときにやったことがあると点数が参考にならないのです。良いことが書いてあるのですが、今考えれば古文単語を暗記していくほうが成績は上がると思います。
漢文の構文について書いてある参考書ですが、ほとんど使いませんでした。ネットの評判などを見て買ってしまったのですが、いざ読んでみたら学校で買う文法書で良いと思ってしまいました。国語は理系は学校で配られる教材で十分だと思います。
地理
周りの人が持っていたので、買いました。分厚いです。系統地理は一通り読みましたが、地誌までは読めませんでした。先生と生徒の対話形式になっていて、わかりやすいです。しかしだんだんと私は対話を読むのが面倒になり、要点が見やすくまとまっているタイプのほうがいいと感じました。
胡散臭いタイトルですが、あえて買ってみました。まとめ系のとても薄い参考書で、読めばわかると思いますが、これに書いてあることをすべて覚えても絶対に9割はとれません。直前に最低限の知識を確認したいという目的で使うのはありだと思います。
まとめ
以上、私の使った参考書と使い方でした。最後に、買った教材はその日のうちに少し手を付けましょう。買ったことに満足して、気づいたらほったらかしていることの無いようにしてください。
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当校は通年でのカリキュラム表などは作っておりません。お申し込みいただいた時点であなたの1年先までの勉強方法は読めないからです。
授業を重ねていく毎に理解度を確認し、ステップをあげていきます。思っていたより時間がかかる問題も時間がかからない問題がありますので、常に1年先のゴールを見据えながら授業を進めます。
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