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公開日:2021年1月11日

北大国語は茨の道

最初高上の代表に会ったときに、北大二次試験での国語の得点開示を聞かれ、その点数に驚かれた。

 

150点満点中93点。北大国語の問題設定の難易度および採点基準の厳しさを詳しく知らない人にとっては、別段高い点数だとは思われないかもしれない。しかしこの点数、代表が聞いてきた国語の得点開示の中ではずば抜けて高いものだったということだ。というのも、北大二次の国語の採点は相当に難しく、150点満点中30点台しか取れないなんてこともざらにあるのだ。

 

採点基準の異様な厳しさ 〜講師のこだわり〜

どの分野の採点が一番厳しいか、皆さんはご存知だろうか。

 

現代文?古文?漢文?

 

全て厳しめなのはいうまでもないが、答えは一択だ。ほぼ間違いなく古文の採点が異様にきつく、一説には0点が続出しているほどなのだ。

 

この情報は、それなりに信頼性のあるものだと思われる。筆者は北海道大学で古文の授業を取っているが、もう高齢の講師はこのようにおっしゃった。

 

 

曰く、

―――古文単語の意味に忠実な訳をしていない現代語訳は論外です。たとえば“をかし”の基本的な意味は“しみじみとした趣がある”で、それを勝手に“素晴らしい”だとか“心を惹かれる”などという意訳にしてはいけない。そのような要素がある訳は、正直なところ部分点すらつけたくない。

 

―――現代語訳の問題では皆さんも多少、古文単語の意味に忠実であるように注意を払っていますが、たとえば『この和歌の意義を、設定状況を踏まえた上で説明しなさい』というような、現代語訳と状況設定の把握という要素の複合型の問題ではうっかりそれを忘れてしまう方が非常に多い。どのような質問をされても、古語に忠実に訳出しなければならない。それに、たまに文章が破綻していて何が言いたいのかよくわからない回答を書いている人がいますが、そんなのは読んでいて疲れます。これも最後まで読みません。

 

 

以上の台詞は、このブログに掲載するに当たってより相応しいだろうと考えられる表現に加筆修正した部分はあれど、大まかな文意は変更していない。

 

一瞬の気の緩みが命取り! 〜『意訳の禁止×自然な訳出』の厳しさ〜

確かに、古文単語の意味に忠実な訳出を心がけることは大切なことだ。しかし、“しみじみとした趣がある”ものとはつまり、“素晴らしい”とか“心惹かれる”ものである、というのは至極納得のいく考え方で、そこにはどんな論理の飛躍も認められないだろう。そして、論理が一貫していなかったりそもそも文章として成り立っていなかったりする回答を読みたくないというのはわかるが、だからと言って問答無用で0点をつけるというのは流石に厳しすぎるだろう。

 

と筆者は思うのだが、残念ながら採点をするのは筆者ではなく講師勢である。そして、採点者の一人であろう講師の方がこのような信念を抱いていらっしゃる以上、この信念に沿った回答を心がける必要がある。そうでないと問答無用で0点をつけられる可能性があるとなれば尚更だ。

 

となると、古文単語の(うろ覚えではない)正確な意味を把握していることが高得点者と低得点者との分水嶺になるであろうことは言うまでもないことだろう。さらに厄介なことに古文は、単語の意味に忠実に訳そうとするとやや不自然な訳文になることがままある。そんな時は、『原語の意味に忠実に』なおかつ『不自然ではない現代語に』訳す必要がある。ということは、古文の記述問題だというのに現代文の文章構成力をも要求されるのだ。これでは高得点者が少ないのも無理はない。

 

北大国語の勘所はここだ!

つまり、北大国語の真の難しさは採点基準にあるといっても過言ではないかもしれない。ポイントになってくるのは、①古文単語の原義に忠実な訳出、②読みやすく論理に破綻のない簡潔な回答 だということだ。皆さんも、北大国語の対策をするときは是非ともこの二つのポイントに注意を払ってほしい。

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