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公開日:2020年4月27日
最終更新日:2020年5月1日

どうも、高上で物理・化学を担当しております、こーたです。

前回の京大理科に引き続き、本日は東大理科を解いてみました。

今年の東大は、京大と比べればまだマシではありますが、合格平均点は割程度でしょう。しかし、理科三類を目指すのであれば、やはり8割程度の点数が欲しい。

150分しかなく、京大よりも時間的制約が厳しい中でどう解くか、ご参考になればと思います。

今回は、先に化学を解きました。ぱっと見でこっちの方が解けそうだったためです。

 

第1問 構造決定

 

入試化学の定番。構造決定の問題です。

Iは簡単なので、15分で完答。IIは難しいですね。問いを見るとキは容易で、クは、実験2の文章を見れば大丈夫です。ただ、実験3は炭素鎖が4つ、Nの分子内脱水反応からおそらくはマレイン酸とフマル酸であると推測はできますが、確信は得られません(正解ですが)。時間がないので、適当に埋めて次へ。ここまで25分です。

 

第2問 理論化学

 

理論化学の問題。Iは典型問題が多いですが、エとカが見慣れません。エは適当なことを書いて捨てて、カを考えました。

難しそうに見えますが、片方の式(赤の式)は電気分解で習いますね。これと問題文を利用することで、迷うことなく両方の反応式を書くことができます。

IIの前半は所謂VSEPRモデルの問題です。京大(と重問)で類似問題は出ていますが、ある程度問題文を読み、理解しないと難しいですね。自分は何度か見ているので、さっさと解いて、残りのケとコを片づけました。NO2+と、N3-は一見難しいですが、前者はNO2-から2つ電子を奪い、後者は塩化ベンゼンジアゾニウムから類推すれば式がわかります。ここまでで50分。…。東大は時間がないですね。

 

第3問 化学平衡

Iは平衡の問題。下に示す赤の式は、高校範囲を超える内容ですね。京大の際も述べましたが、平衡はアカデミックな知識が必要になってきているのでしょう。

正直なところ、一度はきちんとした流れで解答を覚えても良いくらいです。エを時間内で解答するのはまず無理。オは緩衝液のことを言っていることに気付ければ解答できます。

IIは、難しそうに見えて、全然難しくないですね。ただ、計算は煩雑です。クを計算ミスで落としました。ここまでで75分。化学はなんと9割近く正解です。びっくり。この調子で物理も、と行きたいところでしたが…。

 

物理1 円運動の定義

円運動の定義の問題です。大学物理を知っていれば容易ですが、中々受験生は触れる機会が少ないかもしれないですね。(1)は、愚直に計算してもオとカは出ますが、積の微分を使えば、

のように、時間短縮ができます。(最後に、dtを掛け、dをΔに置き換えれば良い)

I(3)が分からず飛ばしてしまいましたが、これは飛ばしてはいけないです。円運動の場合、力と変位が平行であるから仕事をしない、ということを数式で答えるだけでした。

IIは、(2)で戸惑うかもしれないですが、(1)を使えば見えます。

動径方向に動くと、エネルギーが増大します。動径と球面に分けるのも、大学は当たり前ですが、試験内でいきなり思いつくことは難しいでしょう。IIIは典型問題なので、絶対に解かないといけません。ここまでで30分。解けましたが、この時間ロスは痛いです。Ⅰ(3)で、時間に追われ焦り、考え込んでしまいました。

 

物理2 電磁誘導

導体棒の電磁誘導の問題。簡単なはずです。が、I(3)で止まっちゃいました。わざわざ(2)で誘導してもらっているのに、Q=IΔtを見つけるのに手間取ったんですね。ちなみに、(4)は積分を利用しないと厳しいですね。なかなかえげつない。

しかし、前半で詰まったこともあって、ⅢどころかⅡも飛ばすことになってしまいました。これは痛いです。半分くらいしか取れていない。時間は25分。つまり、残り20分で3に突入です。

物理3 熱力学の問題。全体的に平易ではあります。鍵は、II(3)ですかね。

今回の場合容器の数が多いのでややこしく見えますが、全て断熱、定圧、定積変化なので典型問題の組み合わせだけで解けちゃうんですよね。時間の制約が来て、III(3)で時間がなくなったので、ここまで。7割程度ですね。

 

結果として、化学9割、物理7割で、合計8割程度の点数を取ることができました。正直言えば、もっと取るべきでしたが…。目標は達成できました。

 

講評 2020東大理科について

最後に、今年の講評です。

化学:第1問のIIは問題文から推測する必要があり、また平衡は大学レベルの知識が求められたため、とっつきにくかった人も多いかもしれないですが、全体的には簡単だったと思います。ただし、教科書の知識をどの局面で活用するかという能力が求められていて、付け焼き刃では難しい、良問でした。

物理:大問2と3は、解くのに時間をかけてしまった自分が言うのもあれですが、典型問題が多い印象でした。ただ、その中で少しひねった問いが間に入ることで、時間がかかる問題でした。

大問1は東大からのメッセージでしょう。過去に数学で加法定理を出題したのと同様、公式の丸暗記ではなく、どうしてその式が現れるのかを理解して欲しいということを伝えていると思われます。

 

いずれにしても京大同様、教科書の記述や問題の意図に対する深い理解が必要でしょう。問題研究を怠らず、本番に向けてしっかりと力を蓄えてくださいね!

高上では、教科書をきちんと理解しているという前提の元、今回いくつかの個所で見られた大学の範囲について指導をして、本番でより早く解くための方法を指導することも可能です。

興味のある方はぜひ一度体験指導を受けてみてはいかがでしょうか?

それでは。

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高上
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